夜寝ている間に瞼を二重にする方法には、トレーニングやマッサージで時間をかけて少しずつ二重を作る方法と夜用アイプチを使う方法があります。期待する効果を得たいならば、マッサージもアイプチも、正しく行うことが重要です。そこで、今回は、夜寝ている間に瞼(まぶた)を二重にする方法をご紹介します。
マッサージで二重にする方法
もともとは二重で、むくみなどにより一重に見えている場合、手軽にできるマッサージが効果的です。まぶたについている脂肪が多かったりむくんでいたりすると、二重の筋ができにくくなるため、マッサージや温冷タオルで血流を促進するのが効果的です。
マッサージでの血行促進方法は、まず、まぶたの目尻側を指でやさしくつまんで10秒間もみほぐします。同じように、まぶたの目頭側も10秒間もみほぐします。そして、まぶたの目頭側に指の腹を置き、目尻側に向かってさすります。同じように、目尻から目頭側に向かってさすります。
温冷タオルでの血流促進方法は、まず、40度くらいのお湯や電子レンジで温めたタオルを5分ほど目の上に乗せます。つぎに、氷水などで冷やして絞ったタオルを1分ほど目の上にのせます。これを2~3回ほど繰り返します。
マッサージすれば腫れぼったいまぶたの改善が期待できますが、必ず毎日継続して行うことが重要です。まぶたの状態は一人ひとり違うので、効果が出るまでの期間もそれぞれ異なるので、まずは1ヶ月以上続けてみましょう。
ただし、長時間まぶたに刺激を加え続けると負担が大きくなるため、マッサージのしすぎには注意が必要です。まぶたの皮膚は非常に薄くて柔らかいため、強くこすると内出血を起こしたり眼球に傷をつけたりするリスクがあります。また、まぶたに強い刺激を与えると、シワやたるみ、色素沈着の原因になることもあります。1日に何度もマッサージしたり、強い力でこすったりしないように注意しましょう。
夜用アイプチで二重にする方法
寝ている間に簡単に二重にする方法として、夜用アイプチがあります。夜のうちに二重の癖をつけておけば日中にアイプチをつける必要がなくなってメイク時間が短縮され、一気に楽になります。
夜用アイプチには、貼り付ける「テープタイプ」と、液体のりをつける「液体タイプ」の2種類があります。
肌が荒れやすい方、肌への負担を軽くしたい方はテープタイプの夜用アイプチが向いています。皮膚にやさしい素材のテープタイプのアイプチは、シールのようにまぶたに貼るだけなので、初心者でも簡単で安心してつけられます。二重幅を微調整したい方には片面だけ接着面があるタイプ、頑固な一重まぶたの方には両面に接着面があるタイプがおすすめです。
ただ、テープタイプは寝ている間に取れやすい傾向があるので、朝までしっかり二重の癖をつけたい方や、まぶたの脂肪が多い方は液体タイプがおすすめです。
夜用アイプチを使う前は、必ず洗顔をしてメイクや汚れを落としましょう。まぶたに油分やメイク汚れが残ったままアイプチをつけると剥がれやすくなるだけでなく、皮膚トラブルに繋がる可能性もあります。また、夜用アイプチを選ぶ際は粘着力が強すぎるものは避け、保湿成分などが配合された商品を選び、できるだけ肌への負担を抑えましょう。
まとめ
マッサージは、お金はいりませんが、誰でもが二重まぶたになれるわけではありません。さらに、正しく行うことや根気よく続ける必要があります。また、アイプチは手軽ですが、肌への負担になる可能性もあります。それぞれにメリットデメリットがあるので、自分に合った方法を選んで、理想の二重を目指してみてください。